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最終面接は細かな対策より運と度胸が大事

みなさん、こんにちは。

本選考が始まったばかりでやや気が早いが、今回は最終面接について書く(早めに記事をアップしといて、ピークの時期にアクセスを稼いでやる)。

タイトルにある通り、最終面接で勝負を分けるのはぶっちゃけ運と度胸だと思う。今回は最終面接がそれまでの選考とどう違うのか、どう向き合うべきなのか述べていこう。


今回のトピック
就活生の実力はフラット
形式だけの選考か?最終面接の倍率は?
最終面接は運と度胸、カギを握るのは役員
面接官のメンツを入れ替えても結果は同じか

就活生の実力はフラット

ある会社の最終面接で、受験者一同が控室に集められ、順に呼ばれて受けていくというやり方だったことがある。その待ち時間の間に他の就活生と喋ったのだが、皆何か一つ凄い点を持った奴ばかりで、「あっ、こいつ大したことねーや(笑)」と思うやつはいなかった。その会社のそれまでの選考は集団面接2回だったのだが、「まあ、こいつは落ちるやろ」と感じるやつが含まれていた。しかし、最終面接は誰が通ってもおかしくないツワモノ揃いであった。さすがに人事が篩にかけてきただけのことはある。

形式だけの選考か?最終面接の倍率は?

こんなの気にしてグダグダ喋ってる暇があったら、もっと有意義なことに時間を使え。最終面接が不安な気持ちはわかるが、「あそこの最終は倍率〇倍らしいよ」とか「あそこは最終行けば受かったも同然」なんて噂話に振り回されてはいけない。

一応参考までに筆者が聞いた話を言っておこう。ある会社の社員からは、「会社という組織で物事を進めるには、役員の承認が必要なんだよ。だからウチは一応最後は役員面接ってなってるけど、実質の合否はその一個前の面接で決まるからそこが勝負」と聞いた。また、三菱商事の社員が「僕の知り合いは皆ウチの最終面接で落ちた」と言っていた。別の会社ではインターンでお世話になった人事から「ウチの最終面接の合格率は6割くらいかな」という話を聞いたこともある。たぶん本当に会社によって違うだろうが、もし最終面接が形式だけだったら手を抜くの?違うでしょ。どうせ全力で挑むしかないんだから気にしても仕方ない。

最終面接は運と度胸、カギを握るのは役員

さて、いよいよメインの話だが、最終面接でそれまでの面接と最も異なるのは相手が役員クラスという点である。多くの会社では面接会場も本社ビルの最上階の役員フロア。RPGでラスボスと戦うために天上の空間に登っていくのと似てる(笑)。

就活生の皆さんには、このいつもと違う雰囲気に圧倒されることのないよう注意してもらいたい。役員フロアは他の階と違って作りが豪華だし、都会だと摩天楼が一望出来たりするが、そんないつもと違う環境で相手が役員だからといってオドオドしてはいけない。ちょっといい場所で少し偉そうなオッサンと面接するだけだと思おう。天上の間でのラスボス戦である最終面接については、インターン経験が豊富な就活生でも童貞の場合がある。インターン選考は若手の採用担当相手に普通の会議室で面接ってケースが多いからね。

こういう訳で、筆者は“度胸”が必要と言っているのだ。筆者の知り合いで、中国に一年くらい留学経験があり、「脳筋社員にムカついて喧嘩してバイト辞めた」という気の強い女の子がいるが、そんな子ですら「三菱商事の最終は役員のおじさんがめっちゃ怖かった。普通に落ちた」と言っていた。

最終面接まで来るぐらいだから、就活生としてのレベルはその会社を受けてる人の中でトップクラスのはずだ。基本はもう十分身についてるはずなので、あとは度胸である。では、“運”とは…

面接官のメンツを入れ替えても結果は同じか

面接官のメンツを入れ替えても結果は同じか
冒頭で述べた通り、最終面接まで到達する就活生のレベルはフラットである。面接官の組み合わせを変えても必ず受かる層は一定数いるだろうが、初期の面接のように落ちるべくして落ちるやつは少ない。役員のオッサンとの相性もあるし、面接官のメンツを変えてもう一回やれば合否が変わる人もいるんじゃないかな。だから度胸をもって挑み、落ちてもクヨクヨしないことが重要である。

そりゃ内定目前で落ちたら悔しいのはわかるが、就活中なら気持ちをすぐに切り替えよう。社会人になってからも、「俺はあの会社の最終まで行ったんだ」などと言い続けるのは論外である(たまにそういう人いるけど)。一つの会社に非モテコミットしないためにも、しっかりポートフォリオを組んでおくことが重要だ。さっき最終面接はRPGのラスボス戦と言ったが、落ちてもペナルティはなく(例えばポケモンなら金が減るけど)、経験値はしっかり手に入るのだ。だから覚悟を決めて挑み、ダメだったとしてもすぐに気持ちを切り替えよう(もちろん冷静に反省することは大事だ)。

【※非モテコミットとは】
恋愛工学で提唱された言葉で、1人の女に固執して一生懸命になるけど上手くいかない状態のこと

最後に
就活中は色々悩むだろうけど、時々原点に立ち返れ。そして“自分”とちゃんと向き合え。“自分”をちゃんと理解し、磨いてあげてれば、将来困難に直面しても戦うことが出来る。最後まで信じられるのは他でもない、本当の自分のみである。“自分”と向き合わず、就活のテクニックばかり身に付けて一流企業に入っても、化けの皮が剥がれたらお終いだ。

という訳で、今回はこの辺で失礼する。