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面接で「君の就活の目的は何?」と聞かれたらどう答えるの?

あなたの就活の目的は何ですか?

あなたの就活の目的は何ですか?
みなさん、こんにちは。

今回のメッセージはこれ。
“就活の目的”をしっかり言えるようになれ

「そんなの決まってんだろ!高給勝ち組一流企業に入ること以外に何がある?」
「商社マンになって合コンして、お持ち帰りして、グヘヘ」
「昼間はビシッとキメてバリバリ働いて、アフターファイブはオシャレなディナーにヨガ教室()」

え?そんな幼稚な考えじゃないって?またまた嘘言っちゃって(笑)。じゃあ、ちょっとだけ真面目にいいこと言ってあげようか。

お前の“就活の定義”は何だ?

就活の定義って何?スーツ着て説明会に行くこと?面接受けること?インターンに行くこと?

それは全部手段だろう。手段と目的を取り違えるな。

自分なりの“就活の定義”を作れ。人それぞれ違っていて構わないのだが、筆者の意見だと“自分の将来を考える活動”である。

こんなの当たり前のことなんだが、ここまで面接を受けたり、インターンに参加したり色々やってきて、一番本質的なことを忘れていないだろうか?

何のためにインターンに行ったの?
そもそも何のために色々活動してんの?

要するに、人は人生の節目に将来のことを考えないといけないのだよ。大学の4年間が終わりに近づいているのだから、また将来について考えるタイミングがやってきた訳だ。

“どの企業に入るか”じゃなくて、自分は将来どうするかを考えよ。

将来やりたいことが見つかり、それが出来る企業に出会えたら理想的だ。しかし、世間のことを何も知らない21かそこらの大学生じゃ、“将来何が出来るか”がわからないだろう。だから色々悩み、色んな人に会ったり説明会に足を運べばよい。ただし、くれぐれもそういった“手段”を“目的”と勘違いしないことだ。

就職活動の定義や目的がすぐにビシッと言えなくとも、時々この原点に立ち返れ。

「とはいえ何したらいいかわからん」という人へ

「将来やりたいことを考えろと言われても、特にねえよ」とか「何したらいいかわからん」という人が多い。そんな人には業界地図を買うことをお勧めする。

とにかく普通の大学生は“どんな会社がどんなことをやっているか”を知らな過ぎる。東証一部だけでも1800社くらいあるのだ。会社の存在すら知らずに将来何が出来るかなんてわかる訳ないだろう。たとえば日立が車のパーツを作っていることを知ってたか?生保を見てる人は、ソニー生命やライフネット生命のような会社まで見ているか?

知らない業界も、知ってる業界内の知らなかった会社も網羅的に眺められる業界地図を買え。とにかく漏れなく一通り見れるので、必ず新たな発見がある。そして気になった会社を詳しく調べればよい。

一流企業に入りたければ死ぬほど努力しろ

一流企業に入りたければ死ぬほど努力しろ
就活になると、それまでロクに勉強してこなかった奴、陰キャラ非リア充なんかが「僕(私)も一流企業に入れそう」って勘違いするのはなんでだろう?たぶん絶対的な問題と点数だけで結果が決まる大学受験はダメでも、人が判断する面接なら何とか誤魔化せると思っているのかな?それか就活産業が発展し過ぎたためだろう。合同説明会では誰でも三菱商事様のブースで御言葉を聞けるし、人事はみな丁寧に就活生を扱うもんだから、なんか自分でもいけそうって気がしてくるのかな。

別に筆者は人格否定をしたいのではなくて、“無理して一流企業に入ってもしんどいけど、覚悟はあるの?”と優しい忠告をしているのだよ。

メガバンクなんかだと入ってからも勉強三昧だと聞く。また、最近は総合商社でもビジネスが複雑化しているため、入ってからの勉強が重要だそうだ。

高校時代に部活をしながら旧帝にストレート合格した高学歴、大学時代に365日ずっと強豪チームで練習をしてきた体育会系などは、そんな環境でも頑張れるだろう。

しかし、大学時代ロクに勉強もせずヘラヘラ遊んできた奴が「会社に入ったらやれるもん」と言ったところで、信ぴょう性は低い。ただ、筆者は「お前には無理だ」って言いたいんじゃなくて(それを判断するのは面接官だ)、「将来バリバリ頑張るつもりなら今すぐバリバリ頑張って見せてよ」と言いたいのだ。

やるべきことはいくらでもある。たとえば、業界地図から会社をピックアップして毎日1社ずつ調べるとか、TOEICで800点を目指すとか、週に1冊本を読むとか課題は山のようにある。さあ、今からやれ。

別に一流企業でバリバリ働くだけが人生じゃない

世の中には動き続けてないと死ぬマグロみたいな奴とか、ゲームにハマってやりまくるのと同じノリで自分のレベル上げに勤しむ奴がいる。

そういう人を立派と思ってもよいが、それだけが立派な生き方ではないってわかってるか?さっき筆者は「“一流”企業に入りたいなら死ぬほど努力しろ」と言ったが、「全員が絶対努力しろ」とは言ってない。無理し過ぎず、高望みせず生きる道を選んだって何も問題はないし、人にとやかく言われる筋合いはない。

グループディスカッションで化け物みたいに優秀な学生に出会った人、インターンでバリバリ働く社員を見た人、OB訪問などで恐ろしい激務エピソードを聞いた人。「やっぱこの世界は自分には無理だ」って思ってもそれは全然悪いことではないから心配するな。

ただ、中途半端な気持ちで逃げたら、将来バリバリ働いている同期を見て悔しく思うかもしれない。だから、一度死ぬ気で勉強してみろ。「こんな生活辛くて無理」と思うか試してみるのだ。その結果、自分に向いていないとわかれば、それは“逃げ”ではなく、自分に合わないことを避けた“賢い選択”である。

最後に

就活中は色々悩むだろうけど、時々原点に立ち返れ。そして“自分”とちゃんと向き合え。“自分”をちゃんと理解し、磨いてあげてれば、将来困難に直面しても戦うことが出来る。最後まで信じられるのは他でもない、本当の自分のみである。“自分”と向き合わず、就活のテクニックばかり身に付けて一流企業に入っても、化けの皮が剥がれたらお終いだ。

という訳で、今回はこの辺で失礼する。